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2012年04月10日

戒名必要ないという時代


桜舞い散る季節、先週末は花見に行かれた方も多いでしょう。今日用事があって、青山墓地を通りかかりました。
それは見事、桜満開でした。(写真も撮ったのですが、墓地が写り込んでしまっているので、アップはやめときます。)

そんな桜舞う青山葬儀場の近くを通りながら、
「そういえば、安岡力也さん、亡くなったなぁ。芸能人だからここで葬儀するのかなぁ?」とか考えてましたが、ふと「俺はどうすんだろうなぁ。
」と一瞬考えてしまいました。

そんな時に、目にとまった記事。

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戒名必要ない56%、葬式簡素派9割
(読売新聞 4月8日)
 読売新聞社は2月から3月中旬にかけて冠婚葬祭に関する全国世論調査(郵送方式)を実施した。冠婚葬祭を簡素に行う方がよいか、
盛大に行う方がよいかを個別に聞くと、「簡素に」との答えは「法要」96%、「葬式」92%、「七五三」86%、「結婚式・披露宴」
84%で、いずれも90%前後に達した。(略)
 自分の葬式を仏教式で行う場合、戒名(法名)が「必要ない」と答えた人は56%で、「必要だ」43%を上回った。(以下略)

バブル期に同じ質問をすると結論は大きく異なったものになったと思われますが、今の国民の気分は、「簡素」のようです。
葬儀も簡素な割安なものが受ける時代ですし、戒名について、拘りのない方も今後更に増えると思われます。

戒名が必要ないと考える人が半数を超える時代、今後その傾向が強まると思われますが、一般の方には分かりにくい「戒名料」
の相場も時代に影響されそうです。