2008年03月24日
マニアックな登記
先週末は支部長会のため、更新できず。失礼しました。
さて、前回の支部長会は、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」が施行されて初めてのもの。「あんなのできる訳ねぇ。」
的な発言で一瞬紛糾するかに思えましたが、無事終了?しました。
さて、今日はマニアックな登記のお話。
マニアックな登記ということで、以前「永小作権の設定」
と題したブログの中で、全国で1年間に設定された永小作権は11件というのをご紹介しました。うちは都心部の事務所なので、
地方の状況はあまり分からず、実は地方ではソコソコあるかと思っていたが、統計によると、
永小作権の設定もかなりマイナーな登記と判明しました。
「永小作権の設定」が地方固有という誤解があるとすれば、都心部固有と誤解されている登記もあります。
オンライン申請で設立の登録免許税が軽減される法人の種別の中で、「投資法人」は、マニアックな部類。名前は似てますが、
「投資事業有限責任組合」とは違います。私の周りでも「投資法人」をやったことがある人ってあまり聞かないので、
たぶんマニアックな部類だと思います。(困った人は聞いてね。)
この「投資法人」、昨年の投資法人設立は、わずかに10(内東京が9、他は大阪1)。かなり都心部の固有なマニアックな登記。
「投資事業有限責任組合」が昨年493と比較すると、そのマニアックぶりが際立ちます。
都心部固有ではありませんが、商業法人登記の中では、マニアック間違いないものに「未成年者の登記」があります。
さて問題、この「未成年者の登記」、
全国で昨年何件申請があったでしょうか?
A 0
B 4←正解
C 40
D 400