2005年09月21日
NHK受信料と法的手段 その1
NHK受信料不払いに法的手段を導入するという新生プランが発表されました。ネタを提供してくれた事のみNHKに感謝しつつ、NHK受信料と法的手段のお話。
NHKの橋本元一会長が「法的手段を導入する」という発表をニュースで知った時、正直「あーあ、やっちゃった。」と思いました。一連の不祥事で受信料の不払いが増えて困っているのは理解できますし、受信料を支払っている視聴者から「支払ってない人を放置しておくのは、不公平だ。」という苦情が多いのも理解できます。でも法的手段を導入するのはどんなもんでしょう?橋本元一会長の「法的手段を導入する」という言葉は現実味がなく、ダチョウ倶楽部の上島竜兵の「訴えてやる!」とそう変わらない気がします。
法律系のHPに必ずと言っていい程、昔から「NHK受信料は払わなくてはいけないのか?」というテーマを扱った記事が掲載されています。ネタ不足に苦しむたびに、NHKの受信料のネタでも書こうかなと思っておりましたが、なかなか機会がなく、今日まで封印されていました。なぜなら、このテーマだけでも長い連載ネタになってしまうからです。なんとか今日1話で完結にしようと思っていましたが、やっぱり無理、論点が多すぎです。
NHKからのいいネタ振りがありましたので、明日以降ネタのない日に、順を追って@からEを説明していきます。
@そもそもNHKの受信料は払わなくてはいけないのでしょうか?
A放送法ってなんでしょう?
B受信料不払者、滞納者と未契約者って法的にどう違うのでしょうか?
C本当に支払督促という手段が選択できるのでしょうか?
Dその時簡易裁判所はどうなるんでしょうか?
E更なる架空請求被害が広がるのではないでしょうか?
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