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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年07月01日

混んでます

昨日の日誌で「港出張所の商業登記の完了日は20日になってしまいます。」と書きましたが、完了予定は7月21日でした。すごい遅いですね。今日午前中は原本還付(登記申請に議事録等の原本を添付したくない場合、原本に替えてコピーを提出します。原本のコピーに間違いがないか受付で確認してもらいます。)に20人ぐらい並んでました。あまりにも異常な行列でしたから、申請しないで、一旦事務所に戻りました(笑)。
これだけ登記完了まで時間がかかると登記簿謄本が足りるかどうかも心配になります。というのも、登記申請中はロックされる(ロックについては日誌に既出。)ので、その間登記している会社の登記簿謄本は取得できません。迂闊に申請してしまうと、謄本が手に入るまで20日かかります。申請前に登記簿謄本を取得しておかないと大変です。気をつけて下さい。
登記簿謄本の取得に20日かかるのも、ロック中のためですが、ロックされていないのに謄本・公図を取得するのに10日かかると言われた法務局があります。実は不動産の登記簿謄本(その法務局はコンピューター庁でないので、本当に登記簿謄本)・公図を大量に取得しなければならない案件があり、ちょっと量が多いので、法務局に事前に問い合わせしたところ、「10日ぐらい時間を下さい。」と返事されてしまいました。「うちもあなたのところ(司法書士原田事務所)のだけではないですから。一般のものもやらなければならないので。」ごもっともです。でも出来るだけ早めでお願いします。。。

2004年06月01日

システム障害

昨日、関東地方のある法務局の登記簿謄本を登記情報交換システムを利用して、近所の港出張所で入手しようとしました。そうしたら、「システム障害で謄本は取得できません。」と法務局の係の人に言われました。「いつ復旧するんですか?」と尋ねると「いつ復旧するかわかりません。」と一言だけ。
特に急がないものだったので、待つことにしましたが、立会い当日にどうしても必要となると、困ってしまいます。
以前もこのような事があったので、「またか。」と素直に諦めました。
そんな出来事があった昨日のNHKのニュースや今日の日経を見ると、結構大々的に報道されてました。「NTTコム データ通信障害 最大規模2万回線。」ニュースや記事でも、ご丁寧に法務局に影響が出たと報じられていました。
しかしながら、今日の午前中には、法務局から「復旧しました。」との連絡が入り、無事登記簿謄本を取得できました。
謄本の取得・閲覧にシステム障害の影響を受けると、致命的ではないにしろ、困ります。少なくとも自分の知る限りで、この1年で2回目。
今後登記申請がオンライン化された時点で、このようなシステム障害が発生する可能性はないとは言いきれません。
困った事にならないような対策を講じてもらいたいものです。

2004年04月01日

4月1日のニュース

あっという間に4月になりました。
今日、4月1日から我々の簡裁代理権のカバーできる範囲が90万円から140万円に広がりました。正確に言うと簡易裁判所の事物管轄(カバーしうる範囲)が今日から140万円になりました。)これで業務範囲が広がる事になります。
また少額訴訟も今までの30万円から60万円まで引き上げられました。これで一般の方(一部のお金持ちを除く)の敷金返還請求はたいていカバーできる事になります。特に敷金返還は少額訴訟に馴染むものですが、30万円を超えている場合、今までは簡裁の通常訴訟で対応しなければなりませんでした。結構やりやすくなります。普通敷金は家賃の2ヶ月分ですから、1月の家賃が30万円までの事案に対応できる訳です。これを超える敷金返還の事案も実際にはあると思いますが、「そんないい所に住んでいる人は、(ほとんど会社の経費で支払っているんだと思います。)敷金ぐらいでチマチマ言うな。」ってのが私の本音です(笑)。
また登記情報交換システム経由での登記簿謄本及び印鑑証明書の取得手数料がそれぞれ100円ずつ値下がりしました。
【登記一口メモ】
平成16年4月1日より登記情報交換システム経由の取得手数料は
登記簿謄本(登記事項証明書)1100円→1000円
印鑑証明書600円→500円
となりました。これでどこで取得しても料金は同一です。
今日は、久しぶりちょっといいニュースが二つありました。
4月1日のニュースのためホームレスのつづきは明日やります。失礼しました。

2004年01月07日

ミーハー

今日また事務所の前をマネーの虎が歩いていました。どこに行くのかなと思っていたら、法務局に入っていきました。「帰りにうちに寄ってくれれば、いい日誌のネタになるのに。」と思いましたが、当然来られるわけもありません。ちょっと残念です。
ちなみに昨日近所の居酒屋には作家の志茂田景樹が一人で飲んでいました。このように芸能人とニヤミスになりやすい場所に事務所はありますが、お仕事にはなかなかなりません。
芸能人といえば、先日ある芸能人夫婦の所有している登記簿謄本を取得するお仕事がありました。不動産の登記簿謄本が必要になるのは、どんな時だろう?そういえばあの夫婦は離婚の噂があったな。その前提として不動産の売却をするのかな?とか色々想像してしまいました。芸能人によっては本名をそのまま使用されている方もいらっしゃいますが、登記簿謄本にしっかりそのお名前が載っていたりすると「おおー。」となぜか感動してしまいます。(なにげにミーハーのようです。)
ミーハー心を満足させるお仕事が、今年中に1回くらいはあるといいですけどね(笑)。

2003年11月12日

ちっちゃい喜び

最近だんだん登記情報交換システム稼動登記所が増えてきました。全国の不動産・会社の登記簿謄本が、目の前の法務局で取得できますので、とても助かってます。
最新の稼動状況を確認する度に、「ついに世田谷が交換に!」とか言って喜んでます。(←ちっちゃい喜び。)
登記簿謄本の取得は司法書士業務の中ではサービスの一環としてやる場合が多いので、たった1通を取得するのに数時間かけても報酬は数百円だったりしています。(その分、他の登記案件があればいいのですが。。。(泣)。)
極力人件費をかけないで取得したいので、交換システム稼動登記所が増えるのは大歓迎です。特に急ぎで取得したい場合は、大助かりです。
【登記一口メモ】
ちなみに登記簿謄本だけでなく印鑑カードさえあれば、他の管轄にある会社の印鑑証明書も取得できます。