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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

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2012年10月02日

議事録の日時の記載

いろんな会社の議事録を拝見していると、担当者がよく間違えるポイントがあります。

といっても、何も難しいことでなくて、単に日時の問題。

たまに議事録に開催日時に加えて丁寧に曜日を記載される会社があります。

開催日時 平成24年10月3日(木)

みたいなこと。これ(水)と(木)似てるからかよく間違えてるんですかね。曜日が入ってると間違えてると思ったほうがいいくらい間違える担当の方が多いような気がします。

あと初歩的なミスでいうと平成24年が1箇所だけ平成23年になってたり、(たぶん去年の議事録を修正しながら作成してるから)もよくあるミス。

そしてここからが今日の本題。

開催日時 平成24年10月3日(水)午前12時30分

上記の記載に違和感あります?

時刻の表記に関して、古い法律ですが、明治五年太政官布告第三百三十七号なるものがあります。
その考え方によれば、時間の表記は、下記のとおりとなります。

0時(24時間表記)は、午前0時
12時(24時間表記)は、午前12時
12時1分(24時間表記)は、午後0時1分
24時(24時間表記)は午後12時
24時1分(24時間表記)は午前0時1分

上記の例では12時30分(24時間表記)ですので、午前12時30分ではなく、午後0時30分が誤解がないと思われます。
1日を午前と午後で2分するので、12時間ずつしかないとの考え方です。

迷われる方がいらっしゃるようなので、一応メモの代わり。