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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2016年03月09日

官報値上げ

平成28年4月1日以降掲載の官報の公告費用が結構値上がりします。
これから手配する方は、お見積りに気を付けて下さい。

2015年01月29日

またまた不祥事

リーガルサポートも頑張っているんだけど、こんなニュースが続きますよね。

 着服:男性の預金 司法書士を容疑で逮捕−−淀川署 /大阪(毎日新聞 平成27年1月29日
 成年後見人として財産を管理していた男性の預金を引き出し着服したとして、淀川署は28日、司法書士のB容疑者(52)を業務上横領容疑で逮捕したと発表した。(略。一部伏字)

 リーガルサポートから送られてくる臨時総会の招集通知には、決まってこういう事例の後処理。

他の司法書士が頑張っても頑張っても、こういう事件一発で信頼を失います。 

司法書士の経済基盤をある程度担保した仕組みがいいと思いますが、 それも厳しそうです。

まだまだ似たニュースでるんでしょうね。 

2014年10月21日

あれ〜?なニュース 未成年後見人

昨日は、情報電子化委員会があるのを15分前に知り、慌てて四谷に向かいました。

さて、ちょっと前のニュース。私の同級生が勤務している宮崎日日新聞のネタ。

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後見人横領で国に賠償命令 宮崎地裁判決
(宮崎日日新聞 10月16日)
 未成年後見人の祖母に財産を横領された少女と親権者の父親が「横領を防げなかったのは宮崎家裁が後見人を監督する義務を怠ったため」
として、国などに2599万円の支払いを求めた訴訟の判決で、宮崎地裁は15日、国に2511万円の支払いを命じた。
判決理由で末吉幹和裁判長は「家事審判官は横領の可能性を容易に認識し得た」として家裁側の後見監督責任における違法行為を認めた。

宮崎地裁が宮崎家裁の失態を認定したちょっと変わったニュース。
でもこの記事よく読むと「あれ?」って思いません?

祖母が未成年後見人になっているのに、親権者の父親がいます。

「あれれ???」

ちなみに民法。
第八百三十八条  後見は、次に掲げる場合に開始する。
一  未成年者に対して親権を行う者がないとき、又は親権を行う者が管理権を有しないとき。
二  後見開始の審判があったとき。

父親が管理権を有しないのか?

でも記事のかんじだと法定代理人っぽいですよね。

詳細分からないので、調べようがありませんが、一般の方が読んで「ふ〜ん。」なニュースも我々が読むと「あれ〜?」
なこともある訳です。

もっと分かりやすい記事になるよう同級生に言っておきます。

 

2011年11月16日

また後見人逮捕

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昨日リーガルサポートの研修でした。単位取得のためとはいえ、テーマはまた倫理。
でも成年後見制度に不正が必ず絡んでくるようであれば、こういった研修も仕方ないでしょうし、「後見制度支援信託」の活用も仕方ないでしょう。

講師の弁護士も、「弁護士や司法書士の不正がありますね。」と言っていましたが、研修の翌日にまたもやこんなニュースが流れるとは思っていなかったと思われます。

成年後見人の元弁護士ら逮捕=土地売買代金4億円横領か―警視庁(時事通信 11月16日)
 99歳で死亡した東京都渋谷区の女性が所有していた土地の売買代金約8500万円を横領したとして、警視庁捜査2課などは16日、 業務上横領容疑で、第1東京弁護士会に所属していた元弁護士柴田敏之(75)=中野区中央=、無職宮城淳一(54) =千代田区三番町=両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。(略)

私の記憶では、横領としては過去最高額。またしても成年後見制度の根幹を揺るがすニュースが出たという感じです。

「後見制度支援信託」だけでは、防ぎきれない部分も多いだけに、なんとか次の手を考えなければなりません。

とりあえずは、「後見制度支援信託」が機能する運用を期待するしかないですね。

2009年03月11日

区役所で講演やってきました

写真素材 PIXTA
(c) にこまる写真素材 PIXTA

昨日は失礼しました。というのも ↓ の準備。(本当はストレス解消に飲み行っただけ。)

 

今日は港区役所高輪支所で「成年後見制度や遺言・相続の利用を考える」という講演をやってきました。

2月に港社協で行った成年後見の無料相談に続き、リーガルサポート絡みの第2弾です。

かわいいイラストを盛り込んだパワーポイントを準備するのが精一杯で、(スタッフに作成してもらったんですけど)、
結局リハーサルも何もなしで会場入り。

会場には40名ほどの区民の方がいらっしゃってました。

ぶっつけ本番でも何とかなるだろうと思っていましたが、そんなうまくはいかないですね。
ちょっと時間配分を甘くみてました。。。

「一般の方の興味は、全て遺言にあり」と勝手に決め付けて、遺言の説明を長めにやったんですが、
意外にも成年後見に興味を持たれている方もかなりの数いらっしゃいました。徐々にではありますが、
区民に少しずつ成年後見制度が知られてきたようです。

 

今は昔

平成13年頃に港区役所にリーガルサポートの広報でお伺いした時は、「リーガルサポート?何それ?」
みたいな扱いを受けたような気がしますが(笑)、リーガルサポートの文字がきっちり印刷された港区役所のパンフレットなどを見ると
「時代もかわったなぁ。」と変に感心してします。

リーガルサポートでの司法書士の活動が認知されるのは喜ばしいことですが、
リーガルサポートの会員である司法書士の不祥事があるのも事実です。

制度普及のため努力してきたものが、新聞などの報道で簡単に吹き飛んでしまいます。

「時代もかわったなぁ。」と絶えず思えるように、頑張っていきましょう。