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2012年12月10日

退職慰労金1,319百万円

報酬13億円!日産のゴーン社長を超える日本人とは・・・!?(宝島 12月10日)
 日産のカルロス・ゴーン社長の役員報酬が9億8700万円・・・。この金額の大きさが、適正なのかどうかが大きく報道された。しかし、
じつは彼を3億円も上回る、13億3300万円という高額報酬を手にした日本人役員がいたのをご存じだろうか。
 その名は樫尾俊雄氏。カシオ計算機の元会長である。しかし、じつは樫尾氏は今年の5月に肺炎のため死去しており、
報酬のうち13億1900万円は退職慰労金。(略)

どうやら今年の6月には、発表されていたようですが、どうもネタを拾い損なったようです。

調べてみると、ありました。同社のコーポレート・ガバナンス報告書。
http://resource.ufocatch.com/pdf/cg/CG2012070200109

カシオ計算機のコーポレート・ガバナンス報告書によれば、
樫尾俊雄 取締役 提出会社 総額 1,333百万円(基本報酬
14百万円、賞与─百万円、退職慰労金1,319百万円)
とあります。

基本報酬、賞与は、少なすぎるぐらいですが、退職慰労金がケタ違いです。株主もさすがに、創業メンバーで、
世界初の電気式計算機を開発した彼の功労を考えると、納得の金額でしょうか。

とんでもない金額のようですが、世界は広い。

ちなみに全米1位は、アップル社のCEO、ティム・クック氏だそうで、報酬は、3億7800万ドル。単位は円じゃないですよ。
ドルです。ドル(笑)。