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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2009年01月06日

ちょっとしたお年玉 株券電子化

新年、スムーズに業務されてますか???

今年、初詣で「熊手」でなく「破魔矢」を買いました。不景気ですから商売繁盛の「熊手」を購入したいところですが、
これだけ懲戒などが多いとの理由で「破魔矢」にしてしまいました。(有名な司法書士法人が昨日付で2週間の業務停止になってますね。。。)

 

さて、下記の記事のとおり、5日より上場会社の株券の電子化への移行がスタートしました。(本来は昨日アップすべきです。。。)

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<株券電子化>スタート システム障害なく、
取引は通常通り(1月5日 毎日新聞)

 上場企業の株券を紙から一斉に電子データに切り替える「株券電子化」
が5日、実施された。紙の株券は無効になり、電子データは証券会社の口座を通じて、証券保管振替機構(ほふり)が一括して管理する。
システム障害などは同日午前の時点では起きておらず、株取引は通常通り行われている。

昨年度から心配されていた株券の電子化ですが、法務省のシステムとは違って、とりあえず無事に運用が開始されたようです。

5日付で登記に必要な証明書が送られたようですので、早い会社は、5日に、
株券を発行する旨の定款の定めの廃止の登記の申請が終わっているかもしれません。
対象はコンプラに厳しい上場会社ですから2週間以内に登記するのをお忘れなく。

一時的ではありますが、上場企業の多い都心部での登記申請が多少は集中するかもしれません。
東京の法務局は登記完了予定日を公表してますから、無理にでも処理を急がないといけないようですので、都心部の登記官の方々には、
ちょっとお気の毒な株券の電子化です。

それとは対照的に、上場企業を数多く抱えている司法書士事務所には、ちょっとしたお年玉ですね(笑)。

では。