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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年07月27日

法廷デビューの道 その13

昨日は失礼しました。結局法人後見委員会を中座して、港支部の役員会にも出席しました。今回の法人後見委員会も内容がハードでしたので、正直言って中座できてちょっとラッキーでした。(不謹慎ですね(笑)。)
さてまたつづきです。
たーさんは裁判所に来たのが初めてだったので(普通はそうですよね。)、「ここに訴状を出すんだよ。」とか「左のエレベーターが簡裁で、右のエレベーターが家裁だよ。」とか、どーでもいい話をしたりしました。
いきなり裁判が始まると、たーさんの心の準備がないだろうから、我々の事件の裁判が行われる法廷に入って、ちょっと傍聴しました。
簡裁の法廷は普通の裁判所のようなところとラウンドテーブル方式のものとがあります。普通の法廷では、裁判官は黒い法服(法衣ではない。この件日誌にて既出。)を着て、段上に座ります。そんな法廷ですから、厳粛なかんじがしますし、結構本格的です。
それに対してラウンドテーブル方式の法廷は、大きな丸いテーブルがあり、裁判官も私服(私服といってもスーツにネクタイ、間違ってもアロハなど着ない(笑)。)です。段差もありませんから、ちょっと気軽なかんじがします。同じ目線で話ができるので、一般の方には敷居が低いかんじがします。我々がやるのは少額訴訟ですので、当事者であるたーさんに意見を求められることがあるかもしれません。本格的な法廷だと、たーさんがビビるかもしれないので、正直ラウンドテーブルの法廷でホッとしました。(私も緊張するかもしれないので、そういう意味でも良かったです(笑)。)