2008年01月11日
オンライン申請あれこれ
style="MARGIN-RIGHT: 0px"><確定申告>芸妓らネットで体験「簡単よ」 東京・浅草(1月11日 毎日新聞)
07年分所得税の確定申告時期を前に、東京・浅草の芸妓(げいぎ)と見習いの半玉計10人が11日、
東京都台東区の浅草三業会館でインターネットを使って税務申告ができる「e−Tax」の模擬体験をした。
正月にだけ着る黒紋付き姿の芸妓らは、国税職員の指導を受けながらパソコンを操作し、「思っていたより簡単」と手軽さをアピールした。
芸妓の聖子さんは「これまでは税理士の先生にお任せしていましたが、
これなら自分でもやってみたい」と話していた。
こんな記事を読むと普通の人の感覚では、行政手続きはもちろん「オンライン申請」
が便利と思うんでしょうね。
さらに
オンライン登記申請により登録免許税が最高5,000円軽減されます。
こんな記事を読むと、
「オンライン申請が普及するために政府はこんな対応までしているんだ。政府もなかなかやるなあ。」
と思われたりするんでしょうな。
そしていよいよ15日から、
便利便利な不動産のオンライン申請を実現できない(パソコンが不得意な)司法書士のために、全てオンライン申請ではなく、
一部は書面を郵送してもいいよという「半ライン申請」の時代に突入。
これでオンライン申請できないなんて時代遅れ。
と思われること間違いないと思われます。
でも15日の件で、
港出張所の所長さんが私の留守中を含め3度も事務所に来られました。
不思議でしょ。なぜでしょう?
司法書士にも元IT関連の出身者もいますし、秋葉原で萌えているパソコンおたくもいます。
なんでオンライン申請が普及しないんでしょう?
そんなマニアだけでなく、
普通の司法書士もオンライン申請はしたいと思っています。(思っているはず。)
話せば長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くなりますが、
今までは不動産登記のオンラインなんて無理。安心してオンライン申請できるのは、申請日はいつでもいいような商業登記のみ。
半ラインにより15日からそういった状況も少しずつは改善されると思いますが、当面は混乱が予想されます。
オンライン申請の普及に尽力しようとした司法書士の努力が「却下」となりませぬように。
。。
ここまでかなりネガティブなかんじでしたが、
「慎重に、そして前向きに対応していきたいと思います。」が本音です。
愚痴っぽくて失礼しました。。。