2008年10月20日
弁護士の初任給
先週金曜日は、田町駅前で「港支部・中央支部合同の街頭無料法律相談会」がありブログ更新できませんでした。
今日写真データがないので、詳細は後日アップします。
今日の日経(MONDAYNIKKEIの「弁護士就職、波高し」)からのネタ。
法科大学院が出来て、弁護士の数が増えてきているのは、皆さんご存知の通りです。司法試験の合格者3000人時代に、「法曹の質は?」とか
「就職先は?」とか色々な立場で色々な意見がありますが、既に弁護士の就職難は現実の問題となっているようです。
東大のロー出身で、現役合格、成績優秀であり、法曹資格だけでなく語学やその他の才能に溢れた優秀な人材は、
弁護士の就職難とは無縁かもしれません。
しかし新聞に取り上げられていた17回目の司法試験合格者で年齢も42歳の新人には、弁護士の就職難の典型なのかもしれません。
記事によると、弁護士の就職難により現実に就職できず、俗に言う「イソ弁」などの経験をする機会もなく、「即独(すぐに独立すること)
」という選択肢しかなく、ようやく月に40〜50万円を稼げるようになったが、結婚は当分無理という方が紹介されていました。
こういった方は決して例外ではなく、今後ますます増えていくと思われます。
仮に就職できた方は、どのくらいの初任給なんでしょうか?
外資系や大手の法律事務所 年俸1000万円〜
中堅事務所 年俸600万円〜800万円
場合によっては500万円以下という厳しい状況もあるようです。
(ソースはジュリナビ)
ちなみにあるテレビ番組では600万円と紹介されていました。(初任給ではない)
機会があれば司法書士業界に置き換えて考えてみたいと思います。