2007年10月30日
毎度毎度の司法書士の不祥事
今日はこれから、飲みに行きますので、軽め。
軽めといっても、また司法書士の不祥事です。司法書士の不祥事暴露ブログのようで、本来の目的である司法書士の地位向上、
司法書士メジャー化計画とはかなりずれたものになりつつあります。
今回の不祥事はもはや言い訳の余地なしです。
style="MARGIN-RIGHT: 0px">170万円詐取の司法書士逮捕 ’07/10/24 中國新聞(名前は伏せました。
)広島県警捜査2課と因島署は23日、尾道市因島土生町、
司法書士I容疑者(69)を詐欺の疑いで逮捕した。調べでは、I容疑者は、
尾道市の会社役員(50)が取得した宅地約330平方メートルの登記などの申請手続きを依頼され、
2001年8月から06年1月までに数回、会社役員の妻(52)に法務局へ支払った登録免許税より多い金額を記した計算書を示し、
計約170万円をだまし取った疑い。同署は余罪も追及する。
1度手を染めたら、繰り返しですかね。確かに追求される余罪もありそうです。でもたかだか170万円で、司法書士の資格がパー。
不動産登記、特に所有権移転の場合、司法書士の請求書に表示された金額は高額になる場合が多いのが実情です。
決済の場にちょこっと顔を出して、大金を請求する司法書士を「何てボロイ商売だ。」と勘違いされる方もいるかもしれません。
しかしその大半は登録免許税。請求額の内訳を見れば、司法書士報酬が高いのではないというのがわかるはずです。
しかしその内訳を誤魔化してしまった司法書士がいるとすれば士業としてはありえない存在です。
計算すれば、すぐにウソとわかる登録免許税でちまちま詐取してもしょうがないと思いますが、
こうした一人のおかげで司法書士の評判はまた下がります。
自分の犯した罪のみならず、他の司法書士全員にも謝罪してもらいたいですね。チッ。。。