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2005年05月23日

浅草三社祭

先週金曜日は予定通り、初の支部長会に出てきました。支部長会に出席した感想などは、ちょっと次回に回し、週末にこれも初参加した浅草三社祭のお話をしたいと思います。

私を含めて東京は地方出身者の多い地域です。多くが大学進学や就職と同時に東京に出て来る人です。18歳ぐらいで地方を離れ、東京に移り住みますから、地方の本格的な祭りに出ることもなく、また東京の下町のお祭りに出ることもない方が大半だと思います。東京の下町のお祭りに参加するのは、ハードルがとても高く、基本は氏子の三代目ぐらいでないと参加できません。

良く『ちゃきちゃきの江戸っ子』という言い方をしますが、この『ちゃきちゃき』の語源は嫡嫡(ちゃくちゃく)のことのようで、『ちゃきちゃき』とは文字通り、嫡男の嫡男。すなわち江戸に住み始めた人の長男の長男(嫡子)のみが、『ちゃきちゃきの江戸っ子』と名乗れたようです。今は下町生まれの下町育ちを指すような使い方になってますけど、正確には間違った使い方のようです。

私は、当然江戸に住み始めた初代ですから、『ちゃきちゃきの江戸っ子』が参加できるお祭りは、私の孫の世代から参加できることになります。氏子の三代目から参加が許される浅草の三社祭は、ただ見物するだけだと諦めていました。

つづく。