2004年11月24日
エキスパートの理論
毎度毎度の新聞ネタです。今日の日経に「エキスパートの理論」が紹介されていました。ファンド等に一般人が投資する場合、ファンド運営者の手腕など運用成績を左右する部分を一般の人の目で判断するのが難しいという問題が指摘されていました。当然このようなリスクを回避する能力や情報が一般の人にはないのが普通です。
医師・弁護士もそうですが、司法書士に仕事を依頼する場合にも、こういったリスクが一般の方にはあります。一般の人からは、専門性の高い分野ですから、どの先生・どの事務所が依頼する案件を処理するのに適しているか等の判断材料がほとんどありません。自分の依頼する案件が、どのくらいの費用がかかるか予想するのも難しいのが普通です。
昔は司法書士にも報酬基準がありましたから、費用が大きくぶれる事もなかったかもしれませんが、報酬基準の廃止された今、依頼者には大きな不安があるだろうと思います。そもそもこの報酬基準が廃止されたという情報もご存知ないかもしれません。一般の方には不利なことだらけです。自分の頼んだ先生が、依頼した類の案件を処理するのが初めてかもしれません(笑)。
こういったリスクを回避するにはどうすればいいのでしょうか?
今日はこれから高校の同窓会なのでこのへんで。つづきは明日。