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2008年08月04日

慌てて買った刑事訴訟法の本

青山ブックセンターの運営会社が民事再生法申請−洋販、自己破産申請で(8月1日 シブヤ経済新聞)

 日本洋書販売(以下、洋販=港区)は7月31日、東京地裁に自己破産を申請した。帝国データバンクによると、負債額は約65億円。
これに伴い、「青山ブックセンター」「流水書房」を運営するグループ会社の洋販ブックサービスも同日、同地裁に民事再生法の適用を申請した。
負債額は連帯保証を含め約54億円。

なんてことのないニュースですが、今日は「青山ブックセンター」ネタ。

司法書士試験の受験科目には刑法はありますが、刑事訴訟法はありません。今、法律と関係のある仕事をしてますが、
刑事訴訟法は全くわかりません。

今ですらそんな感じですから、バブル時代に遊ぶだけ遊んでいた大学生の頃の私には、刑事訴訟法は、「そんな名前の科目がある」
「私もその科目をとっている」程度の認識でした。

当時(今もそうかもしれませんが)、私の通う早稲田の法学部は、出席しなくても、
年に1度の試験だけパスすれば単位がもらえる仕組みになっていました。

そんな大学生の頃、「明日、刑事訴訟法の試験」という日がありました。周りの話によれば5パターンぐらいの模範解答を覚えれば、「優」
が貰える楽勝科目。

4パターンまで暗記したのが午前3時。あと1パターン。ところが最後の1パターンの模範解答が、なぜか2種類あります。
しかもよく読むと結論が真逆。一体どちらを暗記すればいいのか悩み始めました。自分の持っているテキストでは、どちらが正解かわかりません。

今であれば、夜中3時だろうと4時だろうと友達の携帯に電話すればいいのでしょうが、当時は携帯がありません。
一人暮らしの友達に電話するも、誰もわかりません。仲間内で一番お勉強をしていた信頼できる友達は自宅。

私も夜中4時に、友達の自宅に電話するほど非常識ではありません。散々悩んで、出た結論が「青山ブックセンター」

六本木にある「青山ブックセンター」は場所柄、朝5時まで営業しています。バブル時代に大学生で、本とは無縁な生活をしていた私も、
「青山ブックセンター」が朝5時まで営業しているのは知っていました。

朝、4時50分頃に「青山ブックセンター」の法律書コーナーで、複数の刑事訴訟法の本を立ち読みし、慌てて買ったのが朝5時でした
(汗)。

 

↓慌てて買った本

それからどちらを暗記すればいいのか判断し、朝一の試験にギリギリ間に合ったことと、「青山ブックセンター」のおかげで「優」
だった記憶だけが残っています。

ホロにがい青春の思い出が「青山ブックセンター」にあります。朝5時までの営業は続けてほしいもんです。