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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

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2009年10月19日

「司法書士ら」という報道

1年くらい前に東京で脱税のニュースがありましたが、今度は九州。

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<報酬隠し>司法書士ら120人10億円 福岡国税局が追徴
(10月19日毎日新聞)
 福岡、佐賀、長崎の認定司法書士や弁護士計約120人が福岡国税局の税務調査を受け、07年2月までの3年間で、
過払い金返還請求の代理人として得た報酬計約10億円に対し、所得隠しや申告漏れを指摘されていたことが分かった。
国税局は重加算税を含む計約3億5000万円を追徴課税した。

 国税局によると、
約120人のうち7〜8割が司法書士。返還の成功報酬を隠すため、
過払い金の全部または一部を業務用の口座とは別に開設した私用口座に振り込ませるなどしていた。報酬分は簿外処理したり、
一部しか計上しない「つまみ申告」をしたりして所得を隠ぺい。同局はうち15人に「故意で悪質」として重加算税を課した。(以下略)

 

私の複数の知り合いも、最近税務調査が入ったようなので、悲しいかな、同種の報道は続くと思われます。

別の報道によると調査されたのが140人。うち120人が指摘されているので、とんでもない高確率。

この納税に対する低い倫理観で、正義の味方ですか。。。

「いいかげんにしろ。」と思いたくなるのは、真面目な司法書士だけでなく、一般の方もそう思われるでしょうね。

 

 

早稲田と慶応の交流戦を「早慶戦」と呼びます。(慶応の方は「慶早戦」と呼ぶようです。
ちなみに早慶戦はIMEで一発で変換できますが、慶早戦はできません。)

弁護士と司法書士も多くの報道では「弁護士、司法書士」「弁護士など」というものでありますが、今回は「司法書士ら」
「認定司法書士や弁護士」という報道です。

社会的に広く認知されれば、「認定司法書士や弁護士」というような報道も増えると思いますが、
この手のニュースじゃ先に来ても意味ないっす。