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2011年12月14日

カレンダーと暴力団排除条例

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そろそろ皆さんもカレンダーや年賀状を準備したり、カレンダーを貰ったりされている時季ではないでしょうか。

<カレンダー>焼津市、 8月の祭り写真に暴力団写り、回収(毎日新聞 12月12日)
 静岡県焼津市は12日、市民向けに5万5500部作った来年のカレンダーの写真に「暴力団員が写っていた」として回収すると発表した。 すでに配布を始めている。カレンダーは作り直すといい、市民に届くのは来年1月にずれ込む。 国などが進める暴力団排除の動きが背景にあるが、カレンダーの作製経費は計500万円になるという。(中略)
 静岡県は8月、暴力団への利益供与などを禁じる暴力団排除条例を施行。写真の撮影は施行前だったが、焼津市の清水泰市長は「不適切だ」 として回収を決めた。

暴力団員が写っていた写真は、焼津神社の例大祭の様子です。しかし、お祭りの実態をご存じの方には、お祭りの写真(特にお神輿)で問題のない写真というのは、ちょっとないだろうなと思います。

お祭りの実態をご存じない方は、昔のブログ

初参加した浅草三社祭(2005年おさらい編)

を是非お読み頂きたいと思います。

 

とにかくお神輿の担ぎ手が問題。全国全てのお祭りがそうであるとは言いませんが、機会があれば、担ぎ手たちを是非じっくり見て頂きたい。もちろんただ外見が著しく一般人と違うだけの一般人も混じっておりますが、怖いっす。

 

これからカレンダー等を発注する方々は目を皿のようにして探さないと、この手の話がいっぱい出てきそうではあります。