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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2003年09月19日

権利証の盗難

不動産の権利証が盗まれたりすると、司法書士会から「○○区○○○町○○○○、所有者Aさんの登記済証が紛失しました。この物件の取引にはご注意下さい。」とのお触れが出ます。今日も権利証と実印が盗まれたとの連絡がありました。間違ってこの被害者の登記を行わないように、一応被害者のお名前は見えるところに書いて覚えるようにしています。
権利証・実印・印鑑カード・銀行の通帳・銀行印などは全部大事なものですが、同じところに保管してる方が多いようです。同じところに保管しているとセットで盗んで下さいみたいな状態です。別々に保管しましょう。もしも権利証が盗まれた時は、知り合いの司法書士か地元の司法書士会にすぐ連絡して下さい。被害が食い止められるかもしれません。権利証を紛失すると再発行はできません。保証書というものを使うことになります。とても面倒です。大切に保管しましょう。
と現在では説明してますが、IT政府の実現とともにこの『権利証』も無くなりそうです。(以前日誌で紹介したID番号になります。)試験で憶えた膨大な登記の先例も意味の無いものになる日が来るんでしょうか?
P.S.
今日のネタのいまいちでした。また来週頑張ります。