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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2009年11月16日

知られざる書体の世界 フォントにあった怖い話

これらの漢字読めますか? もしくは見たことありますか?

墸 壥 妛 彁 挧 暃


椢 槞 蟐 袮 閠 駲

 

一応あなたのパソコンでも表示可能な文字です。

どこかで見たような見ないような漢字ですね。

 

司法書士という商売柄、「文字」「フォント」にはうるさい方だと思っていました。

(そのあたりの背景については、初期の頃のブログ
「60数年生きてて知らんかった。」
をご覧下さい。)

康煕字典を持っていれば、最初にご紹介した文字の読み方ぐらいわかると思っていましたが、知らないことがまだまだあるもんですね。

実は今日のネタ元は、先日放送された「タモリ倶楽部」の「知られざる書体の世界 フォントにあった怖い話

 

実はこれらの漢字は「幽霊文字
と呼ばれるものだそうです。

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『ウィキペディア(Wikipedia)』
によると、
幽霊文字(ゆうれいもじ)とはJIS基本漢字に含まれる、典拠不明の文字の総称。幽霊漢字(ゆうれいかんじ)、幽霊字(ゆうれいじ)
とも呼び、英語ではghost charactersと訳される。

 

パソコンなどでも表示できるためには、JIS基本漢字に含まれていなければなりません。

ご紹介した12文字は、JIS基本漢字に含まれているけれど、どの辞書にも載っていない、使い方や用例もわからない正体不明の文字。

元々は、ただの誤植か何かが原因のようです。

だったらこんな文字は廃止すればいいと思いきや、文字の配列を変更すると混乱が大きいので見送られているようです。

毎回、タモリ倶楽部は、マニアックなテーマを扱うので、敬遠される方もいると思いますが、今回ばかりは、
興味深く拝見させて頂きました(笑)。