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ブログ

2004年10月13日

西高理数科

シリーズで遺言をやりますと言っておきながら、だいぶ間隔が開いていますが、気分が乗らないので、今日は自分の出身高校のお話。何ら法律がらみの話はありません(笑)。

私の出身地は宮崎県宮崎市です。その宮崎市にある宮崎県立宮崎西高の理数科に通っていました。商業科・普通科というのはよくありますが、私の通っていた当時、理数科は県内に1校しかありませんでした。そのため、宮崎市内以外の生徒は、みんな下宿生活を送っていました。

理数科という名前がついていますから、理数系を極めるのが本来のあるべき姿なのでしょうが、理数科の内部に文系もありました。要は地方の単なる進学クラスです。学校の理数科に対する教育方針は、1人でも多く国立の医学部に合格させることです。その結果、理数科の生徒の進路の大半は、国立大の医学部に進みます。(そのため同窓会に集まると殆どがお医者さんです。)この方針を維持するには、かなりの受験対策が必要となります。しかし宮崎市には、大手の受験予備校はありません。そのため、学校がその予備校の代わりの役目を果たしていました。

知り合いに説明しても、中々信じてもらえないのが、理数科の時間割です。予備校の役割を果たすため、朝は7時30分から朝課外という授業が始まります。当然先生もいる普通の授業です。放課後には2時間の補習授業があります。つまり月曜から金曜までは、午前中5時間・午後4時間の1日9時間授業、土曜日は午前中5時間・午後2時間の1日7時間授業(かろうじて日曜日はお休み)の週52コマという驚異的な授業が行われていました。

こんな法律と関係ない話ですけど、長くなったのでつづく(笑)。