2009年02月10日
十干(じっかん)って知ってます??
昔の司法書士試験の不動産の書式の問題は、とにかく書かせる問題が多く、今の問題とはスタイルが全然違いました。
今では当事者はA、B、Cが主流。でも昔の試験問題や予備校の問題では、権利者は甲野太郎、義務者は乙川次郎といったパターン。
異常に物件の所有者になるのが甲野太郎。
この安易な名前も基本は甲乙丙からきています。
今でも当事者の多い契約書には「甲乙丙丁戊」なんかよく見かけます。
でも「甲乙丙丁戊」まではご存じでも、その続きも知ってる方は少ないのではないでしょうか。
「甲 乙 丙 丁 戊 」の続きは、
己(き) 庚(こう) 辛(しん) 壬(じん) 癸(き)
十干(じっかん)というらしく、10進法に用いられていたとか。でもあくまでも十干ですから、11個以降はありません。
11社以上の合併契約などだと、この十干は使えませんね。
どーでもいい話でした。