2006年06月29日
定款変更議案が否決
今日29日は、
株主総会の集中日。その総会の結果を登記するという我々のお仕事は来週中から翌週あたりがピークになります。週末頑張ったきたおかげで、
会社設立の実務本の執筆も終わりましたので、あとは押し寄せる波に向かっていくだけ。無事乗り切れますやら?
さて話を株主総会の話に戻します。去年よりは、
議案が否決されるケースは減ったようですが、否決される時は、否決されるもんです。27日には、日本アジア投資株式会社の会社法施行に伴う定款変更の議案が否決されました。
メインの今日の総会では、任天堂が同じく定款変更議案が否決。
余剰金の配当を取締役会に委ねる部分が原因のようです。
定款変更が1個の議案だったので、先日お話した電子公告なんかの導入もパーになってしまいました。当然「会社法」及び
「会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」が施行されたことによるみなし規定の新設や変更、
会社法対応の用語なども巻き添えになってダメになってしまいました。
上記のような「巻き添えは御免。」と23日に開催された
「帝人株式会社」はご丁寧にも定款変更の議案を3分割していました。
定款変更を3つの議案にするなんてちょっと用心しすぎとも思っていましたが、任天堂のように巻き添えになって全てがパーとなるよりは、
全然問題なしです。ご丁寧にも、帝人のHPでは株主総会が動画で再生できるようです。
インターネット上でライブ株主総会を開催、あるいは帝人のような動画対応など従来ではなかったような対応が今後は増えてくるようですね。
この手の技術の採用はデジタル・ディバイド拡大への道でもありますが、
新しいもんはいいですね。SKYPEもお気に入りになってしまいました。ブログで私は顔出ししておりませんが、SKYPEなら顔見えます。
SKYPE経由でのご連絡、お待ち申し上げております(笑)。
これとSKYPEのダウンロードですぐ使えます。
興味ある方はどうぞ。