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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2015年07月03日

いよいよ本試験

また今年も司法書士試験直前。週明けには、明暗が分かれてますね。

去年は組織変更がでるってのを直前のブログで当てましたが、今年はどうでしょう??

今年も懲りずに予想します。今年は一点読み。

みなし解散からの「会社継続!!」
なんとなく出題される理由として、
1.メジャーな論点ではあるけれど、タイミングがなくて出題されていないこと。
2.試験委員が試験問題を作成し始める時期に、久しぶりに職権解散された(平成27年1月20日)こと。
3.これから毎年職権解散するアナウンスもあり、実務で取り扱う機会が少なくないこと。

があるのかなと。

さらに、
今年は、改正会社法もありますので、改正点の簡単なものは出題したいだろうと考えると、監査役の会計限定は、出題しやすい。みなし解散している会社であれば、組み合わせとしては、違和感なし。

継続であれば、定款を抜本的に変更するのも、違和感なし。会計限定の監査役がいる場合に、登記できない論点もしっかりある。(調べといてね〜。)

これだけで論点が少ないとしても、増資その他の登記と相性バッチリ。

ついでに、登録免許税もちょっと難しい。

こんな予測になりましたが、どうでしょう??

いずれにしても当日は体調をしっかり管理して、今までの努力をぶつけて下さい。

頑張れ〜〜!!!

2014年12月24日

休眠会社は毎年整理されるそうです。

子供も大きくなり、「今年はサンタが来なくても別にいい。」と寂しげなことを言うようになってしまいました。本人は、来月発売されるゲームが欲しいようで、「プレゼントは来月に持越ししてくれ。」と実にドライ。

毎年続けていたイベントがなくなるようで、親としては寂しい限りです。

今日のネタはそれと正反対。12年ぶりのイベントが来年から毎年続けられるようです。

休眠会社を毎年整理へ 法務省、15年度から (日本経済新聞2014/12/24)

 登記していても経営実体のない休眠会社の整理を進める法務省は24日までに、これまで5〜12年おきだった職権による「みなし解散」を来年度以降は毎年実施する方針を固めた。登記の電子化で実態を把握しやすくなったことがきっかけで、休眠会社が犯罪に悪用されるのを防ぐ狙いもある。

以前アップした「休眠会社の整理 届出書サンプル」の記事の中で、
「これからは毎年実施するようになるんじゃないの?」という噂もあるようです。
とさる筋から聞いた噂に触れましたが、本当だったんですね。
http://shihoushoshi.main.jp/blog/archives/002911.html

今回、対象となった会社は、8万8千社。宛先不明で返却された6万社は、みなし解散となるでしょうから、来年以降は、どんどん対象会社は少なくなりますね。