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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2010年04月27日

「Twitter」で株主総会

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サイボウズ、「Ustream」と
「Twitter」で株主総会中継(2010年4月27日  読売新聞)
 サイボウズ株式会社は2010年4月27日、4月21日に開催した「第13回 定時株主総会」を日本で初めて(同社調べ)
「Ustream」と「Twitter」でライブ中継し、その模様を株主および一般向けに公開した。
 当日は、「Twitter」を通して寄せられた質問に対して青野社長自らが回答するシーンもあり、
“開かれたインタラクティブな株主総会”の開催が実現したという。

外資系の顧客が多いので、海外とテレビ会議システムを利用した複数地開催の株主総会は珍しくありません。
複数地開催の株主総会議事録で登記したのも、かなり早い段階でありました。たぶん日本で初めて(うちの事務所調べ(笑)。)

そんな新し物好きな私でも、これに関しては初物にはなれませんでした。

質疑応答を含めてインターネットでライブ中継、さらに「Twitter」で一部質問に回答するのは、たぶん日本初でしょうね。

“開かれたインタラクティブな株主総会”を開催するための、技術的な問題は現在ないように思われます。

 

どんな議事録になるのか、記載ぶりに興味がありますね。

 

「一部の質疑応答については、別紙(ツイートのまとめ)記載の通り」「定刻、代表取締役は議長席に着き開会なう」

なんてね(笑)。

 

しかしながら、「Twitter」で一部質問に回答する記載があっても問題にされる時代ではなくなったということでしょう。
昔だったら、登記官に何を言われるか(笑)。

 

ちなみに、こちらが、
今回の株主総会で「Twitter」
に書き込まれたコメント(ツイート)のまとめ

「全ての議案が原案通り承認可決されました」というつぶやきが笑えました。

 

今回は参加者が少ないようでしたが、今後はバンバンつぶやかれる総会もありそうですね。
特にIT関連の企業は6月の総会で導入するところもあるかもしれません。

 

P.S.
そろそろきついシーズンです。ブログがアップされない日は、残業なうと思って下さい。

2010年02月17日

また架空増資?

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民事再生法違反 トランス社、
増資の一部は架空か(2月17日2時35分配信 毎日新聞)
 ジャスダックに上場していたITシステム開発会社「トランスデジタル」(東京都港区)の民事再生法違反事件で、
同社が08年8月に約31億円を調達したと公表した第三者割当増資の一部は、架空増資の疑いがあることが同社関係者への取材でわかった。
(以下略)

既に社長は民事再生法違反で逮捕されてます。
最初は、いつもの架空増資のニュースと思っていましたが、株価など調べているうちに、色々分かってきました。

増資の誘い水、客寄せとして政治家が関与したりと、派手な動きの裏には何かがあるようです。

 

この会社も港区の会社ですが、ジャスダックに上場しているから安心という判断基準だけでは、
事件に巻き込まれても仕方ないかもしれません。

ある程度の規模の会社を途中から関与する場合は、なぜ前任の司法書士が対応しなくなったのか、
企業実態はどうなのか慎重に調査する必要があります。

今日は、日中調べものばかりしていたので、エネルギーが切れてしまいました。急きょ飲みに行こうとも思いましたが、誰も誘えず、
今に至ります。。。

適度な気分転換も必要ですね。

 

2010年02月09日

マチのほっとステーションに激震 株式交換も中止に

マチのほっとステーションに激震。

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ローソン連結子会社、
取締役2名が多額の資金を不正流用 被害総額150億円(2月9日16時9分配信 産経新聞)
 コンビニエンスストア大手ローソンの連結子会社ローソンエンターメディア(LEM)は9日、
同社の専務取締役と経理担当取締役が多額の資金を不正に流用していたことが判明したと発表した。
不正流出は2008年10月〜今年1月まで行われ、現在判明している被害総額は最大で150億円にものぼるという。

 

皮肉にも
ローソン社長のコラム「新浪です。」の中にこんな記事が。。。

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そういう信頼関係があるからこそ、
一緒になって自分たちの会社の未来をつくっていくことができます。みんなと暮らすマチを幸せにする、という姿勢を実践できるんです。
それが、ローソンが存在する価値でもあります。

 

信頼関係を重視する社長のいい話が、こうなってしまうと説得力がなくなってしまいます。
LEMの専務取締役と経理担当取締役に絶対なる信頼を寄せていたお返しがこれでは、彼もたまったものじゃありません。

 

慌てて同社の2人の役員の辞任、社長自身の月額報酬の30%自主返納3ヶ月、詳細のプレスリリースという手順を踏んでいますが、
事件が発覚したのは今年の1月24日。21名から成る社内調査委員会で詳細に調査したようですが、果たして対応としては早かったのか、
どうなのか?

 

 

株式会社ローソンエンターメディア取締役による不正行為の発覚について
(同社HP)

 

 

とりあえず24日からの株価に怪しい動きはないようです。

 

この不祥事で九九プラスを完全子会社とする株式交換契約を解除、株式交換は中止に。

他人事なので、「あらら。中止か」で済みますが、長時間この案件に関与した司法書士はとてもお気の毒であります。

時間見つけて、この問題をさらに掘り下げたいと思います。

 

2010年01月21日

株式会社バスクリンに商号変更

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<ツムラライフサイエンス>「バスクリン」
に社名変更(1月20日 毎日新聞)
 入浴剤や育毛剤など家庭用品販売の「ツムラライフサイエンス」(東京都港区)は20日、社名を1930年発売の同社製入浴剤にちなみ、
「バスクリン」に変更すると発表した。9月1日付の予定で、新しいロゴマークも検討している。
 同社は06年10月に漢方製剤大手「ツムラ」の家庭用品事業部門が分社化し、発足した。当初は完全子会社だったが、08年8月に独立。
新しい社名を社員アンケートで募り、消費者に親しまれている「バスクリン」が選ばれたという。

 

ツムラのバスクリンとばかり思っていましたが、実は既に分社化された上で、MEBOも完了し、
すっかりツムラとは別の道を歩んでいる企業のようです。
MBOしたんだから、そろそろツムラの名前を使うんじゃないよという話があったのかなかったのかわかりませんが、
ツムラのグループから離れた結果、普通は知名度が低下するはずですが、この会社の新商号は抜群の知名度です。

新しい商号を社員アンケートで決めたあたりもMEBOがうまくいっているということでしょうか?

CMで連呼されてきた知名度抜群の商品名を商号にするのは、少なくともツムラライフサイエンス社には、いい結果となりそうです。

ツムラライフサイエンス株式会社が
「株式会社バスクリン」に社名変更(同社HP)

2009年10月14日

最近の書面決議

かなり遅い時間からテンションをあげて議事録を確認。

最近多い外資系企業の書面決議一式日英混合バージョン。

定時総会も平気で書面決議。

会社法施行当時と比較すると、担当者も慣れたのか、割と出来のいいものが多い。

日本法令外国語訳データベースシステム 

↑での用語に揃えてあげるぐらいで終わり。

 

やること多いなあ。疲れたから帰ります。