本文へスキップ

司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年06月04日

赤レンガまつり

昨日開催された「赤レンガまつり」に子連れで行ってきました。
子供に法務省主催のイベントはどうだろうという不安を大いに抱えつつの参加です。もちろんメインの参加者は高齢の方々。駐車スペースがなく、
日比谷公園に駐車して徒歩。ようやく到着です。

官庁街にあって一際目立つ赤レンガ

コンサートもやっており、静かな週末の官庁街に音楽が響いてました。

沢山写真を撮ってきましたので、おいおいアップします。

 続きをアップして欲しい方は、応援クリックして下さい。

2007年05月31日

刑務所の食事体験

深酒やってしまったので、小ネタ。
昔の司法書士受験生は、不動産登記の書式問題で権利者の住所を書かされていました。その時に書かされる代表的な住所が
「千代田区霞が関一丁目1番1号」です。

いかにもお役所がありそうなところですが、実は「法務省 赤レンガ棟 」があります。官庁街にある赤レンガ棟は一際目立つ建物ですが、
6月3日(日)に「赤レンガまつり
なるものが開催されます。(詳しくは法務省HP)宇都宮地裁所長・
園尾隆司さんの裁判員制度を題材に落語があったり、検事総長と語ろう会、JAZZコンサートなど色々ありますが、中でも目玉企画は

刑務所の食事体験

眺望抜群の20階談話室において、刑務所で出されている食事を体験できます。数量限定だそうですが、いかがですか(笑)?

 モチベ低下中(笑)。人気ブログランキング

2007年04月10日

恋は盲目

昨日は失礼しました。さて今日は一風変わった司法書士逮捕のお話。

style="MARGIN-RIGHT: 0px">

「結婚したかった」と婚姻届偽造 容疑で司法書士再逮捕
2007年04月07日朝日新聞より引用、(氏名は伏せてあります。)

交際を断られた女性との婚姻届を偽造して届け出たとして、
宮城県警仙台北警察署は7日、仙台市泉区寺岡4丁目、司法書士K容疑者(39)を有印私文書偽造・
同行使および電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで再逮捕した。K容疑者は「結婚したかった」と容疑を認めているという。

 調べでは、K容疑者は2月ごろ、交際を断られた同市青葉区に住む女性(32)
との婚姻届を偽造して青葉区役所に提出。公正証書の原本として使われる住民基本台帳などに婚姻を記録させた疑い。

K容疑者は「愛している」などと書いた手紙を5、6通郵送したとして3月、
ストーカー規制法違反容疑で逮捕、起訴された。手紙の中に2人を夫婦と記した住民票が入っていたため、女性が区役所に相談していた。

「なんだかなあ」というかんじのニュース。愛し合っていれば、「愛している」という手紙を100通書こうが、何の問題もないはず。
でも嫌がられているとストーカー規制法違反。39歳と32歳のある意味「結婚しても違和感のない年齢差」、彼女さえ問題なければ本来は、
おめでたい話です。

司法書士であれば、今自分のやっていることが有印私文書偽造・同行使および電磁的公正証書原本不実記録・
同供用に該当するのは知っていて当たり前です。「恋は盲目」、「恋の山には孔子の倒れといった」ところでしょうか。

ここまで人を好きになってしまって理性を失ってしまった司法書士。司法書士の犯罪は業界の不利益になるに間違いはないですけど、
個人的には多少「同情の余地あり」です。身の破滅に繋がってしまった悲しい恋の結末は、笑い話にできない物悲しさがあります。

若い独身司法書士の皆さん、いい恋愛を!!

次回、この手のニュースがない限りは司法書士と出張のお話。

 

2007年03月24日

強烈な財産分与

昨日は直接港支部の無料法律相談会に行ってきました。20日の第1ブロックに続いての無料相談会でしたが、
相談員として参加して頂いたみなさん、ありがとうございました。

さて今日は財産分与のお話。行列のできる法律相談所なんかでも、度々取り上げられる「アレ」です。
簡単に言えば、財産分与とは、離婚の際に一方の配偶者から他の配偶者に財産を給付することです。民法では、
婚姻後に夫婦が協力して築いた財産は夫婦の共有とされますので、離婚の場合には、この財産を清算する訳です。

民法の条文ではこうなっています。
第768条 協議上の離婚をした者の一方は、
相手方に対して財産の分与を請求することができる。

2 前項の規定による財産の分与について、当事者間に協議が調わないとき、
又は協議をすることができないときは、当事者は、家庭裁判所に対して協議に代わる処分を請求することができる。ただし、
離婚の時から2年を経過したときは、この限りでない。

3 前項の場合には、家庭裁判所は、
当事者双方がその協力によって得た財産の額その他一切の事情を考慮して、分与をさせるべきかどうか並びに分与の額及び方法を定める。

専業主婦でも2分の1となる場合もあるこの財産分与、普通のサラリーマンならまだしも、
大富豪だと飛んでもないことになってしまいます。

サッサーが好きな方ならご存知の、チェルシーのオーナー「アブラモビッチ」氏がとんでもないことになっています。

さて問題、ロシアの大富豪でチェルシーのオーナーでもある
「アブラモビッチ」氏が前妻との離婚で同意した財産分与の額は?

A 1億3500万円
B 135億円
C 1350億円
D 1兆3500億円

正解は→

この奥さんになりたい。。。

 

2007年02月20日

痴漢冤罪事件に巻き込まれるリスク その2

ただでさえ忙しいのに、第1ブロックの相談事業の手配などもありまして、先日は更新できず失礼しました。
明日は夕方から第1ブロックの相談事業の担当者会議です。。。

さて先日のつづき。

地位や名誉がある人に限って痴漢をしてしまうのか?「あと1ヶ月で定年退職するのに」、「ばれたら俺の地位が。。。」、
「目の前の女性が。。。」、「満員電車で密着して。。。」と心の中で葛藤があるのか?
普通に考えても地位や名誉がある人が一般人より衝動的に痴漢行為をする訳じゃないと思います。正確な統計がありませんから、
何とも言えませんけど、たぶん相当な数が現行犯逮捕される中、ほとんどが地位や名誉がない人の犯罪といったところじゃないでしょうか。

たまたま報道されるのがインパクトが大きく記憶に残るというだけです。

痴漢行為を「やった」のなら逮捕されて当然ですし、表面に出ていない被害もいっぱいあると思います。この手の犯罪は減らして当然。
でも映画のように冤罪だったら。。。

司法書士だけではなく、サラリーマンも冤罪で逮捕されるとその結果に関係なく、社会的に抹殺されます。信頼関係のない夫婦・
家庭ではその内部まで崩壊してしまいます。どれだけの期間社会から隔離され、どんな扱いを受けるかは映画を観て頂きましょう。

うちの事務所の場合、私が痴漢冤罪事件に巻き込まれると、事実上の業務停止。
幸いなことに経営者ですから退職を余儀なくされる心配はありませんし、雇用先を新しく探す必要もありません。
しかし業務停止に似た状態になるのは現実です。

先日電車に乗った時も「おじさんの隣に座っていれば安全」と思っていたら、おじさんと入れ替わりに女子高校生。
しかも私が座っている側のパケットをもぞもぞさせて携帯を取り出したりという事態。悲鳴でもあれば一発でアウトです(笑)。

私の場合はたまたま自宅と職場が近いという恵まれた環境ですから、リスクは最小限に抑えられますが、普通はそうはうまくいきません。

リスクを最小限にするために、皆さん色々な工夫をされているようです。どんな工夫かはオリコンさんがアンケートされていました。

http://www.oricon.co.jp/news/ranking/42248/

「君子危うきに近寄らず」が最良のリスク回避のようです。特殊な責任限定契約でも欲しいところですね(笑)。